山梨県在住・出身のハンドメイド作家とその手作り作品・雑貨を日本全国に紹介・販売するサイト

あいのたね(小野田 明美)麻のバッグ・小物

あいのたね(小野田 明美)麻のバッグ・小物
麻の良さをもっと知ってもらいたい。オールシーズン使える麻製品
あいのたね 作品小野田さんは、麻の紐・糸・布等をメインとして作品づくりをされています。子どもの頃から編み物が得意だったものの、ずっと棒針編みが主でかぎ針編みはあまりなじみがありませんでした。しかし、幼稚園の母親同士での趣味サークルでかぎ針を使った編み物を始めたことがきっかけで、すっかりはまってしまったとのこと。
それから、以前より麻素材の製品が好きだったことと、色のバリエーションが豊富な麻ひもを扱うメーカーとの出会いもあって、かぎ針で麻を編んだ作品をつくりはじめたのが作家活動の始まりでした。
麻はかたい、夏向けの素材、という一般的なイメージを変えたい。日本古来からの素材である麻をもっと広めたいと思ったそうです。小野田さん自身、麻製品に毎日触れることで気分もリフレッシュされ、とてもすがすがしい気持ちになれるんだとか。そんな気持ちをほかの人たちにも知ってもらえたら・・・と、季節を問わず使えるような風合いの作品を数々制作してきました。
作品づくりはずっと続けていましたが、本格的に販売を始めるようになったのが2012年の10月から。主にオーダーメイドでの制作・販売をしていました。
小野田さんがつくるものは、バッグ・ポーチ・携帯ケースなどの小物類・麻生地をつかったストールなど。
見せていただいた品々は、涼やかなイメージのある麻でできているとは思えないようなあたたかみのある色と質感。使っている麻ひもの色合いも一般的によく目にするようなアースカラー系のナチュラルなものだけでなく、明るくカラフルなものがそろっているので、毛糸で編んでいると間違われることもあるようです。カバンなどにはあまり裏地はつけていません。オプションでつけることもできるが、できれば麻素材そのものの風合いを全体で感じてほしい、とのこと。
「あいのたね」という名前は、ひらめきでついたそうですが、その後読んだ本の中で偶然同じ言葉を見つけることがあり運命を感じたとか。
そして今ではこんな風に感じています。
あいのたね(愛の種)=しあわせの種
「願いがある」ということは、みんな心の中に種を持っているのではないか。
今までに悲しく辛く苦しい体験があったなら、それはこの世界を創り出す創造の種で、誰かを救い、癒し、人のために役に立つ種となっていくと思います。
それはどこかで思いがけない美しい花が咲いたり、実になるものになるのではないか。それを自分で知ることができないこともありますが、でも世界のどこかで自分の蒔いた種が、どこかで咲いていることをもっともっとたくさんの人に知ってほしい。
まさに、出会うべくして出会った名前なのですね。
人とのつながりが、作品の幅をひろげてくれる
あいのたね 作品麻の編み物作品は現在すべてかぎ針で編んでつくられています。麻はもともとかたく強い素材なのですが、それをあえてゆるめに編むことで、作品が全体的にやわらかくあたたかみのある雰囲気にしあがっているのが魅力。
作るものによって紐やかぎ針の太さをかえるので、同じ麻でも太くざっくり編んだバッグと、細く繊細なレース編みの小物とで、まったく違う顔をみせてくれます。
また、麻という自然素材だからこそ、同じ色のメーカーの麻ひもでも1玉1玉によって微妙に色合いや手触りが変わったりするので、同じ形・同じ色でも同じ作品はできない、それもまたおもしろいところです。 「実はずっと編み図を読むことができなかったんですよ」と意外なお話をしてくださいました。いままではすべて自分の頭の中でイメージしてそれを手で再現してきたそうです。
仮に自分の知らない編み方があって「これはどう編むんだろう」と思ったらその商品を購入し、ほどいて編み方を調べる、というスタイルで独学で編み方を勉強したそうです。
ですがあるとき、いつも使っている麻ひもが欠品になり、色のバリエーションが不足してしまったため、紐の色合いを変えることで作っていた作品ができなくなってしまうという時期がありました。
そこで、少ない色使いでも編み方を変えていこう、と心機一転、編み物を習うことに決めたそうです。そして改めて、編み図の読み方と様々な編み方を学びました。
そしてオーダーを受ける過程で「こういうものがほしい」とお客さんに言われることで、今までつくったことがないものを作る機会をもらえたこと。これらのチャレンジの積み重ねが、作品の幅を現在進行形で広げているとのことです。
人に教えたりはしないのですか?という問いにたいしては、「教えることはないです、自分が作ることが一番楽しいから」と答えられました。どちらかといえば、人と一緒に教えられる輪にいることで、自分がどんどん新しいものを吸収していきたいのだ、とお話しくださいました。
人に習うこと、人から作ってほしいと言われること、こういった周りの人とのつながりが小野田さんの作品の幅をどんどん広げていっているのですね。
作品づくりは、余裕ある時間と気持ちで心地よく
あいのたね 作品日常生活の合間に少しずつ作業をするのは少し苦手、という小野田さん。作品を作るときは、時間的にも気持ち的にもベストな環境で集中して制作をするのが理想的だそうです。 なので、作品をつくる時は用事はすべて済ませるなどの時間的な余裕をつくり、素材やこれからつくる作品のイメージと向き合って、リラックスした状態で制作が始まります。
編むことはまったく苦ではありません、とおっしゃっていました。一度気持ちがのって作り始めると、自分自身ではやく出来上がりを見たい、という気持ちになってやめられなくなるのだとか。なので、集中して作業ができるときであれば、その日のうちに1作品完成させることもあります。
難しいのは、自分のイメージする作品の仕上がりと、一般的な物の「完成」とされる姿、との間に違いがでる場合、どこで妥協するか、だそうです。なるべく自分の描く作品の姿には近づけるようにしてつくりあげます。
今までは、オーダーを受けての制作がメインだったとのことですが、今後はご自身が作ったものをネットショップやマーケット等での販売を中心として活動していかれる予定です。自分の作品をどんどん出していって、いろんな人に出会ってもらって、手にしてもらっていってほしいとのことです。
お話を伺っている最中、終始笑顔で楽しそうに語ってくださる姿はとても生き生きとして、麻が好き、編み物が好き、というのが本当によく伝わってきました。
これからの新しい作品にお目にかかれるのがとても楽しみです。
プロフィール
2012年10月 オーダー中心に作品の販売を開始
2013年 イベント等へ出店、販売を開始
2014年からも積極的にイベント・クラフト系マーケット等への出店をおこなっていく予定です。
あいのたね(小野田 明美)
Facebook
< 前のページ
次のページ >
1件 [ 1-1 ]

おすすめ商品