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長谷部 真美子 クレイカボションアクセサリー・粘土細工

長谷部 真美子 クレイカボションアクセサリー・粘土細工
立体イラストのお仕事を通して生まれた粘土のアクセサリー
長谷部 真美子 作品長谷部さんは、立体イラストというジャンルでお仕事をされているイラストレーターが本職の粘土作家さんです。立体イラストとはその名の通り、紙などに画材を使用して絵を描くのではなく、粘土などを使用して立体的に絵を作ること。それを撮影してひとつの「絵」として出来上がる、それが立体イラストです。
元々は平面イラストを専門にしていた長谷部さん。画材屋でアルバイトをしていたときに、様々な種類の粘土をみて粘土を始めてみようかなと考えた矢先、人形作家 与勇輝氏の作品に出会いました。
その時、立体のものにはすごく力があるな、と感じられたそうです。それからご自身も立体の作品作りを始めるようになり、現在の立体イラストの道を進むきっかけとなりました。
作り手により、立体イラストに使う素材は木材やワイヤーや布など様々。そんな中で長谷部さんは粘土をメイン素材として作品を作っていらっしゃいます。
そして長らくイラストレーターのお仕事を続けてきた中で、2014年に「クリエイターズEXPO」へ参加。その際、「粘土でできることは立体イラスト以外にもある」という事に気づき、2015年からこの立体イラストから派生させてオリジナルのアクセサリー作りを開始しました。デコレーションの土台となるカボション部分から、すべて粘土で作られたアクセサリーです。長谷部さんはそれを「クレイカボションアクセサリー」と名付けています。
現在は主にペンダントを多く制作されており、植物や動物をモチーフにしたり、また気に入ったテキスタイルや着物の柄などをベースに、小さな土台の上に細かく色鮮やかな世界を、ひとつひとつ手作業で作り上げています。
まるで刺繍のように繊細。マットな柔らかさとほどよい立体感が持ち味
長谷部 真美子 作品粘土を使ったアクセサリー作りのきっかけとなったのは、海外の作家たちが作ったクレイアートの写真をSNSで見かけたこと。細かい仕上がりに感銘を受けつつも、「自分でも作れるかも」と思って始めてみたそうです。
長谷部さんの作品は、色の鮮やかさとモチーフの繊細さが印象的。植物がモチーフにされたものが多いのですが、あまりに形が綺麗にそろっていたので、型を使っているのかと思いきや、小さく細かい花びらや葉のひとつひとつをすべて手で作っているのだとか。
パーツによっては、お米の粒の半分?もっと?というぐらい小さい部分があり、いかに粘土の扱いに慣れているかが伺えます。
そして小さくても全てがきちっと成形されていて、仕上がりも綺麗。とても丁寧な作りだなと見るほどに感心。
作品は基本的にニスを塗ってコーティングされているのですが、ビビッドでカラフルなデザインも粘土のマットな質感が雰囲気をやさしくしてくれて、ぱっと見は刺繍がほどこされたファブリックのようで、洋服の布地にしっくりとなじみます。
また、土台にほどよい厚みでモチーフが盛られているからこその立体感が、より刺繍っぽさを醸し出しています。
金属やジュエリーの輝き、ガラスやレジンのツヤなどとはまたひと味もふた味も違う質感は、ちょっと癖になりそうな魅力。
本業の合間にオリジナルの作品を作っていることもあり、なかなかまとまって沢山の作品を作る事は難しいそうですが、デザインの細かいものだとペンダントトップでもトータルでまる1日ぐらいの手間はかかるようです。
デザインを考える時は、写真などから良いなと思えるテキスタイルや模様が見つかれば、そのイメージを頭の中に入れてそのまま制作を始めます。特に下絵などは描かないとか。
作りながら色の組み合わせやモチーフの配置などをアレンジして、作品が仕上がって行きます。
現在はペンダントやストールピンなどがメインとなっていますが、着物の和柄がお好きだという長谷部さん。これから帯留めなんかも作っていく予定だそうです。
粘土は生活の一部。日々の達成感が作品づくりのモチベーション
長谷部 真美子 作品長谷部さんのアクセサリー作品は、あたたかみがあってほんわかとしているけれど、かと言って甘すぎたりもせず、どことなくニュートラルな印象を受けます。
作品そのものに存在感があるにも関わらず、持つ人がどのように合わせるかで、大人らしくもなり、可愛くもなり、という変幻性のあるデザインであると感じました。
一方で、本業の立体イラストとはまた別にオリジナルの立体粘土作品も作っていますが、そちらは人間や動物をモチーフにしながらも、アクセサリーとは少し違ってどこか不思議でおもしろみのある作品。動物や女の子がスイーツと合体していたりというユニークな発想と、どこかとぼけた表情も独特な魅力です。 お仕事もされているので、ほぼ毎日粘土を触っている生活の現在。出産後など一時は粘土から少し離れ気味になった時期もあったそうですが、今では寝食や呼吸と同じく「作っているのが普通」という感覚なのだそう。逆に作ってない日はなんとなくもやもやしてしまうんですよね、と長谷部さん。
また、小さなものでも作品が仕上がればそのたびに達成感があります、毎日何かしら出来上がる達成感。それを感じるのもまた楽しいのかも、とお話しくださいました。
今後やってみたい事のひとつはアクセサリーづくりのワークショップ。お子さんの通う幼稚園で、ママ向けのワークショップをやったそうです。ワークショップはそれが初めてだったそうですが、参加してくれた方もみんな楽しんでくれて、長谷部さん自身も楽しめて「こういうのもいいな」と思ったとのこと。
粘土を使ったハンドメイド作品は今や目にする機会も多いですが、長谷部さんの作品を見ると、ここまで細かい事が粘土で出来るのか、と驚きを感じます。
これからも色鮮やかで繊細な粘土細工の作品をたくさん魅せて頂けるだろうと、とても楽しみですね。
プロフィール
武蔵野美術大学短期大学部デザイン科卒。
埼玉県出身。
1997年頃よりフリーイラストレーターとして活動開始。
主にオーブン粘土による立体イラストレーションを得意とし、様々な雑誌、広報誌、MOOK等にイラストレーションを提供。
2014年 甲府に移住。
同年、ウェルカムドールなどのオーダーメイド受注販売「Tintねんど」開始。
2015年 クレイカボションアクセサリー、制作販売開始。
長谷部 真美子(はせべ まみこ)
ホームページ 絵と立体のイラストレーター、長谷部真美子ブログFacebookページ
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