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富士山キモノ工房(中林 あゆみ)子ども服・着物・浴衣・和服

富士山キモノ工房(中林 あゆみ)子ども服・着物・浴衣・和服
親子で楽しめるキモノ生活。富士山キモノ工房
富士山キモノ工房 作品手作りの着物作家さんとして活動している中林さん。作家名の通り富士山の麓、富士吉田市で2014年から活動をされています。
お名前が「着物」ではなく「キモノ」としているのは、着物を洋服みたいに気軽に、カジュアルに着てほしいという思いからだそう。
最初の就職先が着付け教室だったことが、中林さんと着物との出会いであり、着物の世界に入ったきっかけとなりました。働きながら着付けも習い、着物が好きになっていった中林さん。転職後も着物を着る仕事がしたいと思い、旅館で働いたりもしたそうです。
そして着物を着るだけではなく、仕立てる側となったのは、中林さんの息子さんが1歳の時でした。
浴衣を着せてあげたいと、子ども用の着物を探していた時のこと。しかし、七五三用などのきちんとした着物はあるものの、普段使いできるような小さい男の子用の浴衣がまったく売っていないことに気づきました。
甚平ならあるけれど、どうしても浴衣がいい、という思いが譲れなかった中林さんは、それなら自分で作ろう、と決めたのです。それまでは特に日常的に裁縫をしていたわけではありませんが、まずは和裁を独学で勉強し、着物作りへの道へと進んでいきました。
最初は子ども用の着物を中心に作っていたとのことですが、現在は和裁教室にも通っており、個人的にご自分や旦那さんの大人向けの着物も作っているそうです。
富士山キモノ工房としては、子ども向けの着物や浴衣と帯を制作しており、単品またはセットで展開しています。大人用には、半襟や帯、帯揚げなどの小物を作っていらっしゃいます。または大人用と子ども用の小物をペアルックにしたりと、「親子で楽しめるキモノ生活」をキーワードに、制作に励んでいる中林さんです。
敷居の高い着物を、「ラクでカンタン」に着られる「キモノ」に
富士山キモノ工房 作品中林さんの作る着物は、とてもポップな柄でまるで普通の洋服みたいに、普段使いしやすい肩肘張らないもの。和柄・洋柄問わず、小さな子どもが着たらかわいいに違いない!と思うデザインばかりです。
息子さんがいらっしゃることから、元気なイメージの男の子用が多いのですが、女の子向けの着物にはリボンの帯やレースをあしらったりと、ママはもちろん子どもも着るのが楽しみになる、そんな印象のおしゃれでかわいい作品たちです。
子ども向けだからこそ、生地の色柄にも自由度が広がるのかもしれません。
そして、見た目だけではなく、なるべく気軽に着物を取り入れてもらえるようにと仕立て方を工夫し、お手頃価格で使いやすいキモノを、というのが中林さんのこだわりであり気遣い。
着させるのも、扱いも「ラクとカンタン」をキーワードに作られる富士山キモノ工房の着物なのです。
子ども用の着物では生地は反物に限らず、通常の洋服づくりに使われるような生地も積極的に使用しています。仕立てるときも、手縫いとミシンとを併用して丈夫な作りになるようにしているとのこと。
着物と聞くとどうしても扱いに気を使ったり、洗濯が簡単にできない、特別なときのために丁寧に使うもの・・・そんなイメージがあります。ですが、普通の洋服と同じ生地であれば、子どもが汚してしまっても洗えるし動きやすい。だから気にせず普段から何度も着せることができます。
また、紐を着物につけておき、帯も飾り帯にしたりと、じっとしていられないやんちゃなお子さんにもさっと着せてあげられるように、と心配りがされています。着物と帯さえあればOK、という状態にしてくれるので、洋服を着せるのとほとんど手間が変わらないのです。着せてみたいけど、着付けに自信がないというママも安心ですね。
サイズ展開は、一つ身・四つ身がメインとなっています。60〜80cm・90〜100cm・110〜120cmぐらいのサイズが対応できるようです。
赤ちゃんには産着のような感じで着物を購入される方が多く、浴衣になると少し大きくなった子ども向けが人気。
また、帯も使いやすさを考えて、造り帯を出しています。最初から結んであるので、体にくるっとまわすだけで着付けが完了。
男の子向けには貝の口、女の子向けだと蝶々結びがメインとなっていました。
造り帯の部分は形を保つために芯を入れていますが、体に巻く部分は芯を入れずに柔らかい生地で仕立てられているので、胴が短く動き回る子どもでも窮屈さが軽減されそう。
着物1枚に、帯を何種類かそろえてコーディネイトを楽しみたくなる・・・そんな着物本来の楽しみ方に目覚める方もいらっしゃるのではないでしょうか。
素材やバリエーションを増やしながら、和装の良さを伝えたい
富士山キモノ工房 作品現在は綿素材をメインとして着物を仕立てている中林さんですが、今後は素材の種類も増やしていきたいとのこと。デニムやウール、しぼりなどを使った子ども向けの着物もまだまだ少ないので、作って行きたいとお話しくださいました。
特にしぼりは少々贅沢な生地ではありますが、肌につきにくく涼しい素材なので、暑がりな子どもにも浴衣として向いています。夏に息子さんのために浴衣を作ったところ、着物が好きな方やおじいちゃんおばあちゃん世代の方々に「素敵な浴衣だね」と声をかけられたりもしたそうです。
実際に息子さんのために作ったという浴衣も見せていただきましたが、鮮やかに染められた紫が印象的で、他のポップで可愛らしい着物とはまた違った、和の伝統を感じさせる本当に素敵な浴衣でした。
また、例えば親子で和装を楽しみたいけれど、公園やレジャーへのお出かけなど、子どもが走り回りたくなるような場所へは着物だと着せにくい事もあります。そのために、もっと動きやすい和服として作務衣や甚平なども作品として展開していけたら・・・と考えていらっしゃるようです。
甚平は比較的よく見かけますが、作務衣も渋くてお子さんが着たらかわいく・かっこよく見えそうですね。
手作りの着物を販売するようになって、やはり男の子の着物を探しているけど見つからないという、最初の頃の中林さんと同じ思いを持っている人がいることを知りました。そして何より嬉しいのは、買ってくださった方が実際にお子さんに着物や浴衣を着せた写真を送ってみせてくれる時だそう。
一度購入した方が、今度はこういう着物にしたい、とオーダーされてやりとりする事も、新しい楽しみのひとつです。
ゆくゆくは、和裁を人に教えたりすることもできればいいですね、とも。
普段着としての和装、着物はなかなかなじみがない昨今ですが、子どもにかわいく着てもらうことで着物の良さを知ってほしい、中林さんのお話からはそんな思いがしっかりと伝わってきました。
プロフィール
2003年 地元宮崎で着付け教室に就職し、着物に出会う
2005年 着物を着る仕事がしたくて全国各地の旅館で仲居として働く
2013年 1歳の息子に独学で着物を作る
2014年 和裁教室に通う。富士山キモノ工房として作品のネット販売を開始
富士山キモノ工房(中林 あゆみ)
ブログ ☆山梨から☆お着物女子に贈る?着物男子の育て方  〜富士山キモノ工房〜
子ども用着物・浴衣はオーダーメイドも承ります。詳細はブログよりお問い合わせください。
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