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特集 Vol.13【山梨のイベント】酒蔵マーケット 2014.4.26

特集 Vol.13【山梨のイベント】酒蔵マーケット 2014.4.26
知る人ぞ知る、地元の酒造で開催される人気イベント「酒蔵マーケット」
Sakka zullaでは、山梨でのアート・クラフト系イベントや、作家さんのスクールや活動に関するあれこれをご紹介していきたいと思います。
特集第13回は、2014年4月26日、山梨市で開催された酒蔵マーケットのご紹介です。
山梨市にある造り酒屋「養老酒造」の敷地内で毎年春と秋の2回開催されているこのイベントは、今や地元だけではなく県内外から出店者、来場者がくる、知る人ぞ知る人気イベント。
180年前の建物をそのまま使っている造り酒屋のたたずまいはとてもいい雰囲気です。
春は「手づくりのもの」限定の出店となります。ジャンルを問わず、雑貨や洋服、食べ物飲み物、とさまざまな店舗が50店近く参加されていました。時間も16〜21時と、春の夜を楽しめるナイトバサールです。
イベントに足を運ぶお客さんの年齢層も様々。小さなお子さん連れの家族から、若い男性も女性も、地元のおじいちゃんおばあちゃんまで。おもちゃやワークショップなどの子どもがよろこぶ出店もあれば、酒造のお酒を買ってほろ酔いになれたり・・・と、老若男女問わずみんなが思い思いに楽しめます。
この日Sakka zullaのスタッフは、16時少し前に現地入りしましたが、すでにたくさんの人が来場し、行列を作ってスタートを待っていました。
車で来る方が多いので、付近に駐車場が設けられています。それは近くの神社や空き地だったり、付近の人々の協力が得られているのがわかります。車を誘導する方々も、ほとんどボランティアでお手伝いに来てくださっているのだとか。
そういった状況からも、地元をはじめ、たくさんの方に愛されているイベントなんだなと感じました。
特集 Vol.13【山梨のイベント】酒蔵マーケット 2014.4.26
食べたり飲んだり買い物したり・・・バラエティに富んだ出店
入り口を入ってまっすぐ続く外側のエリアには、主に飲食店が並びます。移動販売をしているお店や、県内外のカフェからも参加。
ずらりと並ぶおいしいものたちに、みなさんさっそく食欲をかきたてられている様子。
早いところでは日が暮れる前に、そして20時を過ぎる頃にはほとんどの飲食店が売り切れとなっているようでした。
スタッフも取材の合間に、ピロシキ・焼き鳥・山菜の天ぷら・鹿肉のトマトスープなどなど、いろいろとつまみ食い。
特集 Vol.13【山梨のイベント】酒蔵マーケット 2014.4.26
造り酒屋ならではの杉玉がぶらさがった門をくぐると、子供服や雑貨や小物などの手づくり品が中も外も並びます。
洋服や布小物などはやはりママたちに人気の様子。陶芸や苔玉などは男性や年配の方も興味深く立ち止まります。
子どもたちはカラフルなキャンドルが作れるワークショップに集まったり、どこか懐かしいおじいさん手づくりのからくりおもちゃを物珍しげに眺めたり、とても楽しそう。
特集 Vol.13【山梨のイベント】酒蔵マーケット 2014.4.26
建物内も1階・2階ともに素敵な雑貨やアクセサリーを始めとして、いろいろな手づくりものがたくさん並んで、見ていてあきません。
特集 Vol.13【山梨のイベント】酒蔵マーケット 2014.4.26
特集 Vol.13【山梨のイベント】酒蔵マーケット 2014.4.26
外だけでなく中にもコーヒーが飲めるカフェやスイーツがあったり。
そして、ここにはいろりもあるんです。そこでは人ごみにちょっと疲れた人たちが、かわるがわる腰をおろして休憩していきます。
昔懐かしいいろりばたで、淹れたてのコーヒーを手にほっとひといき。それだけでもなんだか疲れが癒されそう。
特集 Vol.13【山梨のイベント】酒蔵マーケット 2014.4.26
そしてもちろん、養老酒造のお酒も試飲・販売がされています。フルーティーながらも力強い香りは生原酒ならでは。
こちらのお酒が目当てのお客さんもたくさんいるようです。
買ったお酒は、2階にあるフードコートでもおちょこを借りて飲むことができました。
他で買ったものをここで食べてもいいし、2階のカウンターでもモツ煮や煮卵からおにぎりなどいろいろなフードやソフトドリンクが販売されていましたが、どれも人気で次々と売り切れてしまいました。
明るいうちは、親子連れの方が多くいましたが、暗くなるにつれてお酒を楽しむお客さんが増えてきた印象。少し客足も落ち着いてきた頃は、オープン間もなくのにぎわいとはまた違った雰囲気です。
このフードコートは、普段は「酒蔵 櫂」という名前でランチやディナー、イベントもできるカフェスペースになっています。
カフェの営業時にもぜひ行ってみたいですね。
特集 Vol.13【山梨のイベント】酒蔵マーケット 2014.4.26
できることを、できるだけ。無理せず息の長いイベントに
2002年から(たまにおやすみをしつつ)続いているこの酒蔵マーケットは、3人の女性が主催されています。
今回は、主催の渡邉さんと松原さんのお二人にお話を伺いました。
元々ウェブの編集をやっていた松原さんとウェブデザイナーの渡邉さんがネット上で知り合ったのが始まり。松原さんが渡仏することになり、仕事前にご飯でも・・・と顔を合わせたそうです。すると同い年で意気投合、なにかイベントをやろうという話に。
しかしイベントができる場所がなかなか見つからないという問題にぶつかり困っていたときに、松原さんとお知り合いだった遠藤さんの実家が養老酒造でした。遠藤さんが「どこもなかったらうちを使って」と申し出てくれたことで、第1回酒蔵マーケットの開催が実現したそうです。
1回だけのイベントのつもりでしたが、周囲からの「つぎはいつ?」という声が多く、翌年秋、松原さんの帰国後に思いがけず第2回目の酒蔵マーケットを開催。
その後、4月は手づくり品限定・土曜の夜開催に、10月はなんでもあり・日曜の昼間に開催に、とそれぞれ主旨を変えて年に2回開催するスタイルが確立されました。
秋の方が出店スペースも広げるため出店数は多く、70店ほどが参加する規模になります。
「基本的に自分たちが楽しむことを前提にしています」とおふたり。
イベントの中で一番楽しいのは、終了後に出店者のみなさんからのアンケートを見るときだとか。
また、出店者が撤収したあとに一通りチェックしてもほとんどゴミとかが落ちていなくて、みなさんがきれいにしていってくれるのがすごくうれしいのだそうです。
実際、イベント終了後に片付けをしている出店者の方が自分のブースの周りを掃いてお掃除しているのを見かけました。
参加者ひとりひとりの意識がとても高い、素敵なイベントの証ですね。
苦労することは、毎回、駐車場がギリギリになってしまうこと。それだけたくさんの人に来てもらえるのはうれしいながら、入れない車に待ってもらったり遠くに駐車せざるを得ないというのが、せっかく来てもらって申し訳ないですね。というお話もありました。
それでも、子どもがいる女性ならではの視点や周りの方々からの意見も取り入れつつ、子どものオムツ替えなどができるキッズスペースを設けたり、腰を下ろして飲食できる場所を多く確保したり、と来場者にとても親切な場所作りがされていると感じられました。
できることを、できるだけ。主催の誰かに出産などがあれば1回やすみ。など、無理をしないのが長続きの秘訣だそうです。
今後も地元を中心に県内外の多くの人たちに愛されるイベントとして、山梨を盛り上げていってくれることと思います。
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酒蔵マーケット
山梨県山梨市にある造り酒屋「養老酒造・酒蔵櫂」の敷地内で年に2回開催されるイベント。次回開催の情報などはホームページをご確認ください。
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