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特集 Vol.29【山梨のイベント】てとてと市@白州・尾白の森名水公園「べるが」2016.5.21〜22

特集 Vol.29【山梨のイベント】てとてと市@白州・尾白の森名水公園「べるが」2016.5.21〜22
新緑に囲まれて、八ヶ岳周辺のクラフト作家が集う「てとてと市」
特集第29回は、2016年5月21日〜22日の2日間、北杜市の白州・尾白の森名水公園「べるが」にて開催された、「てとてと市」のご紹介です。
Sakka zullaスタッフが取材に伺ったのは21日。天気に恵まれ、木々に囲まれたべるがはとっても気持ちのよい空間となっていました。
べるが周辺の田んぼでは、田植え日和。あちこちの田んぼで農家さんが精を出していました。
特集 Vol.29【山梨のイベント】てとてと市@白州・尾白の森名水公園「べるが」2016.5.21〜22
「てとてと市」として開催するのは今回が第1回目ですが、元々は「おらんうーたんのクラフトフェア」として、毎年5月に同じ場所で開催の回数を重ねてきたイベントで、今回から名前を変えて新たにスタートされたそうです。
その「おらんうーたん」とは、八ヶ岳のアートとクラフトを発信することを目的とし、八ヶ岳周辺で活動しているクラフト作家やギャラリーの有志で構成されているネットワーク「八ヶ岳アート&クラフトネットワーク」の愛称。
今回は昨年よりも大幅に出店者が増え、40名あまりの出店数となりました。
会場は、べるがの入り口に近い広場。木々の合間にブースがならび、さながら森の中の市場といった風情です。
「てとてと市」を目的にきたお客さんはもちろんのこと、べるがに遊びにきたお客さんもふらりと立寄り、たくさんの人でにぎわいつつも、混雑や騒音は感じられないのでとってもゆったりのんびりとした雰囲気。
お客さんも、親子連れからワンちゃんと一緒だったり、おじいちゃんおばあちゃんもいたりとさまざまで、ワークショップを楽しんだり、おいしいものを食べたりと、思い思いの時間を過ごしていました。
キッズルームや授乳用のテントも用意されていて、来る人への心遣いが感じられましたよ。
特集 Vol.29【山梨のイベント】てとてと市@白州・尾白の森名水公園「べるが」2016.5.21〜22
八ヶ岳の自然の中で生まれた「いいもの・おいしいもの・たのしいもの」がたくさん
「てとてと市」へ出店されているのは、ほとんどが八ヶ岳周辺にて活動をされている作家さんやお店、農場の人々。
作品やフード・ドリンクなど、いずれも自然の中で恩恵を受け、感性を磨かれたものたちばかりです。
それらの一部をご紹介しますね。
まずは、販売されていた作品たち。陶芸・木工・金属加工・ガラス細工・革細工・アクセサリー・洋服など、クラフトと呼ばれるものは一通りそろっています。いずれもアート作品といえるほどのクオリティ。ちょっと珍しい、ラトビアの雑貨を取扱ったお店もありました。
特集 Vol.29【山梨のイベント】てとてと市@白州・尾白の森名水公園「べるが」2016.5.21〜22
特集 Vol.29【山梨のイベント】てとてと市@白州・尾白の森名水公園「べるが」2016.5.21〜22
特集 Vol.29【山梨のイベント】てとてと市@白州・尾白の森名水公園「べるが」2016.5.21〜22
また、来場者のお腹を満たしてくれるおいしいものもたくさん。カレーやパンやお菓子などの定番から、さつま揚げやテンペ、ベジなハンバーガーなんかもありました。
そして体に優しいハーブティーでSakka zullaスタッフも癒しのひとときを頂きました。
特集 Vol.29【山梨のイベント】てとてと市@白州・尾白の森名水公園「べるが」2016.5.21〜22
特集 Vol.29【山梨のイベント】てとてと市@白州・尾白の森名水公園「べるが」2016.5.21〜22
そしてワークショップがたくさんあるのもポイントのひとつ。
木のスツール作りや、鉄のペンダント作り、ウッドガスストーブ、オリジナルスパイスの調合、と他ではちょっと体験できないものが多く、どれもとっても楽しそうでした。
今回は、Sakka zullaに参加していただいているガラス細工の作家さん、7th TRICKが出店されていたので、なかなか体験できないであろうバーナーワークをやらせていただくことにしましたよ。
また、会場ではちょっとしたライブステージも。木々に囲まれた舞台で奏でられる優しい音楽が、場内のBGMとなってとても心地よかったです。
特集 Vol.29【山梨のイベント】てとてと市@白州・尾白の森名水公園「べるが」2016.5.21〜22
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お客さんにゆっくりと楽しんでもらえるイベントにしたい
「てとてと市」実行委員の細谷さんにお話を伺いました。細谷さんは、「おらんうーたん」に所属している作家さんで、銀や真鍮でカトラリーなどを制作しておられます。そのかたわら、おらんうーたんの活動の一環として「てとてと市」の実行委員を担当されているのです。
前身の「おらんうーたんのクラフトフェア」から始まったこのイベントが始まったきっかけは、各種イベント・マーケットはたくさんあり所属している作家さんたちもそれぞれに出店しているけれど、自分たちで主催し、活動やものづくりを発信する場があってもよいのでは?という話が持ち上がったからだそう。
毎年の開催により徐々に認知度も上がって、今ではべるがに来て偶然立ち寄ったお客さんよりも、イベント目当てにべるがへいらっしゃる方がとても多いとのこと。
そして今後のイベントに向けての意識としては、当初からある「垣根を超えてみんなで楽しめるイベント」をさらに追求していくこと。「てとてと市」と名を変えた今回は、これまでの「ものづくり」にあてはめていた定義をもっと広げて、もっと多くの人が楽しめる「ものづくり」を発信するという試みがなされており、それが出店者数の増加につながっています。
当初はおらんうーたん所属、あるいは近い関係性のある作家さんたちのみで開催しており、昨年は15名程の出店でした。
出店数を増やすにあたっては、一般公募などはしておらず、知り合いの方々からの紹介や、細谷さん自身が直接声をかけたりして募ったのだそう。やみくもに出店者を集めるのではなく、あくまでもつながりを大事にされています。
また、出店の条件としては、「自分の手でものを作っている」または「自分の足で見つけてきたものを扱っている」ということ。
例えば、本や雑貨など仕入れたものを売るにも、自分で本を探しイベントに合ったものを選んでいたり、アジアン雑貨なら実際に現地へ赴いて探してきたり、と扱うものへの「思い入れ」がある事が大切なのだそうです。
こだわりを持ってものづくりをされている人々の集まりだからこそ、譲れない部分もあるかと思います。しかしそれ以上に、細谷さんの気持ちの先には来てくれる人に楽しんでもらいたい、その思いが変化や試行錯誤をいとわない姿勢に出ているのだろうと感じられました。
そしてそれが来場するお客さんたちの楽しそうな表情につながっているのでしょう。
「てとてと市」は年に一度のイベントですが、5月の気持ちよい季節にべるがの森の中で毎年出会えます。
来年はぜひ、行ってみてはいかがですか?
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てとてと市
【主催】八ヶ岳アート&クラフトネットワーク「おらんうーたん」
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【会場】白州・尾白の森名水公園「べるが」
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